date | 2019.11.4
【マンションインテリアセミナーレポート】1990年代からのトレンド変遷

DNP マンションインテリアセミナー2019
Houzz

明石市, 兵庫県, JPのHouzz登録専門家Kanako Ohnishi

DNP(大日本印刷株式会社)さんのマンションインテリアセミナー、【DNP Design Days 2019 Autumn in Osaka】へ参加してまいりました。
お聴きしたセミナーはこちらのふたつ。
1.マンションインテリア調査
2.ライフスタイルから読み解くホテル&商空間デザイン
どちらもとても興味深い内容でした。
備忘録を兼ねてご紹介します。

 

1.マンションインテリア調査

【マンションの流れについて】
・1990年代前半~ フローリング、耐震性
・1990年代後半~ スケルトンインフィル、ハイサッシ、腰壁
・2000年代前半~ タワーマンション、オール電化、シックハウス
・2000年代後半~ ホテルライク、スローライフ、小型ペット対応、バリアフリー
・2010年代前半~ 耐震、免振、ユニバーサル、引戸
・2010年代後半~ コンパクトマンション、都心集中、オリンピックブーム

【1996から現在までのマンションモデルルームにみられるトレンドの変遷について】
1990年代のフローリングといえばオーク材、ライト・ミディアム・ダークの3色展開にニュートラルなグレーが一般的だったのが、2000年頃を境に非オークへと変化。
具体的にはメイプル、バーチといった散孔材が主だった材料で、ホワイト木目や白単色、黒に近いディープカラーなどのカラーバリエーションが、モダンなテイストに変化しながら展開された1990年代は、”カラーコーディネート”の時代だったといえる。

2000年代に入り、”脱・戸建”(戸建のクオリティを抜こう)を掲げ、ミラノへ目を向けはじめる。
当時人気を博した「ZENスタイル」は、ミラノから入ってきたもの。

2000年代中ごろから後半にかけて、非ウッドフロア(タイル・石など)、横木目が流行。
ミッドセンチュリーテイストにみられるチークやゼブラウッド、オーセンティックな印象のブラックウォルナットやローズウッド、また人工的に作り出したクラフトウッドや浮造り、ラスティックなど、表情のある表面テクスチャーも人気に。

2010年代に入り、イタリアンウォルナットを中心としたマイルドなトーンが主流に。
人の暮らしはコンサバティブ(保守的)な生活へシフト。
ナチュラル・リュクス(心のぜいたく)、自分で選択し時間をかけて楽しむ、身の丈に合った自分らしい暮らし方など。
リノベーションにみられる生活編集感覚のインテリアを意識した、グレー単色調木目が注目されはじめる。
また若者うけするカフェテイストなど、コンパクトマンションを中心に生活提案型インテリアが展開される。

2019年は、レザー×木目、鏡面×マットなど、「質感の対比」の傾向、今後さらに新しい質感が求めらてれいく。

【インテリアの傾向】
スタイルとしては「スタイリッシュ」を中心に、「ソフトミニマル」「オーセンティック」などが主流。
カラーは全体的にグレー系へ。
「ナチュラル」「オーソドックス」ともにグレーに寄せる、またはグレーが混ざる傾向。
「オーセンティック」はややソフトでやさしい雰囲気になってきている。

【キーワード】
「Japandi(ジャパンディ)」
Japan+Scandinavia → 和と北欧の融合
「生活編集」「ボタニカル」「北欧」「グレー」「白」

わたしがインテリアコーディネーターとして仕事を始めたのも1990年代で、トレンドの変遷のお話は良い復習にもなりました。

次回へ続きます。

 

明石市, 兵庫県, JPのHouzz登録専門家Kanako Ohnishi


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