date | 2018.1.19
子供部屋のインテリアについて、プロとして親として意見を述べてみます。

子供部屋改装

ただの四角い箱、息子の部屋を改装しています。
白い方が明るくていいじゃないという意見も根強いでしょうが、当の息子が嫌だっていうんだから。

子供部屋改装前 ビフォー

 

あら、アクセントクロス、それもいいかもね。

子供部屋改装

 

 

と、思いましたか?

子供部屋改装前 ビフォー

 

 

全面ですよ、当の息子がそうしてくれって言うんだから。

子供部屋改装

 

子供には暗いんじゃないか、小学生にはもったいない、そんなご意見も頂きましたが
まず、子供には暗いという件について。

部屋の四隅まで均一にペカペカと明るくする必要はないんです。
ひとり静かに過ごすことのできる場所は、無遠慮に明るくない方がいい。それは子供でも同じです。
明るさが必要なのは大人の方です。
20歳の成人に比べて、40歳は1.8倍、50歳は2.4倍、60歳では3.2倍の照度を必要としますから、むしろご自分の環境を見直しましょう。壁の色によって光の反射率は異なってきますよ。

次に、小学生にはもったいないという件について。
これはちょっと笑ってしまったんですけど、まず何をもってもったいないというのか。
1000番クロス(非量産品)だからか、こじゃれて生意気に見えるからか、真意は不明ですが、日本のインテリアレベルが一向に上がらない原因の根底には、親のこの考え方があるように思いますよ。
ごはんの食べ方も、服の選び方も、子供の頃から一つずつ覚えて積み重ねていったものが、自分の中に感覚として根付いていくわけでしょう。
自分にとって最適な居場所のしつらえ方を覚える機会のなかった子供は、大人になってからどうやってその感覚を身につけます?
いざ家を建てるとなったときだけ、付け焼刃の知識でしのぎますか。
そんな時代はそろそろ終わりにしなくてはね。

 

息子が小学校へ上がるときに何ひとつしてやらなかったので、少し時間のある年明け一気に仕上げてしまおうと、オカン精を出してます。
ところがバタバタしはじめると、やはり比重が仕事の方へ移ってしまい、ただいま若干停滞中・・・仕上がりをご覧いただけるのはまだ先になりそうよ。

 

 


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