不動産を商品化?
ホームステージングとは、不動産をターゲットにとって分かりやすく商品化することです。
広さ明るさ、設備の性能など、空間機能の良さをうたうことではなく、また「おすすめポイント!」などが書かれたPOPを各所に置くことでもなく、ここへ住むことで得られる未来の暮らしを、イメージまたは疑似体験として提供するのが、商品化です。
空間を暮らしの場に見立てるのは難しい
ここで自分たちはどんな暮らしを営むことができるのかと、からっぽの空間を眺めながら想像するのは難しいことです。
わたしたちが思う以上に、お客様にとってそれは高いハードルになります。
ベッドの向き以前に部屋の床をベッドがどれだけ占めるのか。
それすら自分で想像するしかないとすれば、ありとあらゆる問題を想像の範囲内で解決しなくてはならず、不動産選びは慎重にならざるを得ませんね。
不動産は超高額商品
不動産は紛れもなく、人が一生のうちそう何度も購入することのない超高額商品です。
二つ返事で即契約とはなかなかいかないでしょう。
お客様の前にあるハードルを段階的に除いていって差し上げる必要があります。
セールストーク、セールスレター、または営業スキル、方法はいろいろありますよね。
見た目の操作で第一印象が驚くほど上がる
ホームステージングは初見でお客様の心をガッチリつかむ、ノートーク、ノーレター、ノースキルな方法です。
人は見た目が80%といわれるように、不動産も見た目が大事。
きれいに掃除をしておくだけでは、類似物件と何ら差別化できません。
2ヵ月で契約
未来の暮らしを垣間見せて差し上げる演出を施されたこちらの物件は、売り出してから2ヵ月で契約が決まりました。
お客様にも大変好評だったと、クライアントさま(不動産会社様)から伺っています。
後日談
実は周辺にも同等クラスの物件が売り出されており、正式に契約を締結するまでヒヤヒヤされたそうです。
こちらの物件の方が印象が良かったとお客様がおっしゃったとのことで、クライアントさまには大変お喜びいただきました。
※Before
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→インテリアコーディネーターとして仕事をするということ