date | 2018.3.18
住まい方アドバイザー近藤典子先生・「片付く家のつくり方」セミナーレポート

インテリアフェスティバル2018近藤典子セミナー
Houzz

3月14日に開催された、インテリア産業協会関西支部主催インテリアフェスティバル。
住まい方アドバイザーの近藤典子先生による基調講演、「片付く家のつくり方」を拝聴してきましたので、レポートをお届けします。

約2時間のお話の中で、たくさんの事例を見せていただきましたが、一番印象的だったのは近藤先生の”言葉”です。
私の心に深く刺さった、近藤先生の言葉をご紹介します。

 

「快適な家」「住みやすい家」とは、何ですか?

TVなどでもしょっちゅう耳にする言葉ですが、十人十色のお客様に、腑に落ちる言葉で説明できますか?
こうしなさい、ああしなさいは誰でも言えます。
人に腑に落ちる言葉で説明をすること。
これはとても大切なことです。

 

「仏つくって魂入れず」はアウト

入れ物だけを作って引渡していませんか?
人が暮らしをあきらめるのは、知識がないからです。
暮らしに根付くこと。
暮らしに根付いた知識があれば、入れ物に魂を入れることができます。

既成の食器棚の奥行はほぼ45㎝で作られていますが、洋食器だけなら奥行20㎝あれば良いのです。
和食器で21㎝。
大皿でも35㎝あればスペースは足ります。
売っているものが正解なのではありません。
暮らしに根付いた知識があれば、限られたスペースのどこを節約すれば良いかの判断ができます。

 

お客様へ寄り添っているだけではNG

お客様の訴えを、受け容れていてはダメです。
受け止めて、分析すること。
空間を有効活用する、動線をスムーズにする、視線を意識する。
この3つをバランスよく提案すること。
ひとつでも欠けてはダメです。
スタッフの方へも常に言われているのだそうです。

 

マイナスは、プラスのはじまり。

片付けの仕事を始めた当時、ブックエンドやカラーボックスなどを収納アイテムとして使用したことで、メーカーサイドから猛烈なクレーム攻撃にあったこと。
何をやっている人間なのだ!?とTVで叩かれたこと。
日当たりが悪くなるから家の隅を削ってくれと、自宅建設の際に隣家から言われたこと。
一見マイナスに取れるいろいろなことはありましたが、考え方次第、工夫次第で、いくらでもプラス発想にもっていくことができます。

 

怒ることは、自分に唾を吐くことと一緒です。

仕事をしていれば、ムカっとくる瞬間はあるものです。
でも怒ってはダメです。
怒った時点で相手との関係は切れ、自分のみならず、仲間や、ひいては業界の評価を下げることになります。
それは自分に唾を吐くことと一緒だと覚えておいてください。
怒っても仕方のないことです。
マイナスはプラスの始まり、捉え方次第です。

 

いかがでしょうか。
とても心に響く言葉の数々ではないでしょうか?

実は、これらの言葉全てをセミナーの中でお聞きしたわけではなく、第三部のパーティの席でお話しくださった内容も含んでいます。
近藤先生と親交の深い、インテリアコーディネーター協会関西の新治照美・前々会長にお引合せをいただき、このような貴重な機会を頂戴することができました。

この写真は、セミナー終了直後に近藤先生の元へ駆け寄り、撮影していただいたものです。
中央の方が、新治照美・前々会長です。

インテリアフェスティバル2018近藤典子セミナー

 

そして近藤先生は、事例をご紹介いただいている途中、何度もこうおっしゃっていました。
「お客さんは全く悪くないんです、家が悪い!」
「お客さんはね、全然悪くないんですよ、収納スペースが悪い!」

自分がお客さんだったら、こんなふうに断言してもらえると安心できますよね。
これも近藤先生の人間力だと思います。

それからもうひとつ、お客様を傷つけないよう常に配慮しているとのこと。
お客様宅へ伺って
ゴミの山ですやん!とは言わない。
夢の島ですや~ん!と言いましょう。笑

これも人間力ですよね。笑
ちなみに、東京へ住まれて40年の先生ですが、名古屋を西に越えると関西弁になるそうです。

 

早速実践していきたいことをたくさん伺えた、充実のセミナーでした。
また機会があればぜひ、近藤先生のお話を聴きに行きたいと思います。

 

 


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