date | 2016.9.20
神戸市垂水区 ~山閑居~

今さらながら、昨年の秋に訪ねた神戸市垂水区・山閑居のレポートです。

こちらのお宅は、山口さんとおっしゃるご婦人の個人邸なのですが、その家や暮らしの素敵っぷりから、あらゆる有名雑誌に掲載されている、知る人ぞ知る有名なお宅で、ご自宅を開放されている毎週木曜日は、どなたでも見学することができます。(事前連絡は必要かも)

自宅からほど近いにも関わらず全く知らなくて
滋賀の知人から教えてもらい、それはぜひに!と訪ねてきました。

暖炉のあるリビング。
いきなり、うゎ~♡と、声が出ますよ。

家具は、ガラスやクロムメッキスチールなどハードな材料を使用したものと
古味を帯びた木製品が混在・調和していておもしろいです。

緻密に計算した結果の調和、ではないところがとてもよくて
インテリアって自由でいいんだと肌で感じさせてくれる、数少ない個人邸のひとつです。

カーテンは手作り、カーテンレールは、敷地内の林で拾ってきた木の枝なのだとか。

暖炉は現役だそうです、羨ましい。

アルミのピンチが、いいですね。

山口さんはおっしゃいました。
「好きなものを集めてきただけなの。」

「もともと父が、インテリアにこだわりを持った人でね。」
「自然とわたしも好きになったのね。」

「主人は何もしない人だったわよ。」
「わたしひとり、トンカチとか買いに行ってね。」
「楽しいの、好きだから。」

阪神大震災のときライフラインが断絶しなかったので
近所の方へ、お風呂の使用や宿として、このご自宅を開放・提供されたそうです。

赤の他人へ自宅を開放ってちょっと怖いという感覚が、私なんかにはあるのですが
そこはお人柄なのでしょう。すごいなと素直に思いました。

山閑居へは、この山の中の小路を歩いていきます。
実はここも、敷地内。

ちょっとした散歩を終えると、アプローチが見えてきます。

このドアをくぐると、山閑居です。

 

山口さんは「山桃荘便り」というコラムを、婦人雑誌「ミセス」に連載されています。
なので「山桃荘」でも検索できます。

カフェではありませんが、山口さんの手作りスイーツでもてなしてくださいますよ。
帰り際に500円、箱へ入れるのを忘れずに。(全額寄付されています。)

写真が多くなってしまったので、次回へ続きます。

明石市, 兵庫県, JPのHouzz登録専門家Kanako Ohnishi

■施工実例公開中!
明石市, 兵庫県, JPのHouzz登録専門家Kanako Ohnishi

■インテリア情報掲載中!
フェイスブックページ ジオインテリアワークス

 

関連する記事

ページのトップへ