date | 2024.2.20
『公開プレゼンテーション/町田ひろ子インテリアセミナー』に出席してまいりました

町田ひろ子セミナー 公開プレゼンテーション インテリアコーディネーター

去る2月10日、大阪で開催された『公開プレゼンテーション/町田ひろ子インテリアセミナー』に、インテリアコーディネーター協会関西として、上村会長とともに出席してまいりました。

このプレゼンテーションは、町田ひろ子インテリアアカデミー大阪サテライト教室をこの春卒業予定の生徒さんが、自身の作品について発表されるもので、卒業生のインテリアコーディネーターさんをはじめ、関西のインテリア関連企業の方々総勢70名が集まられ、会場は満席となっていました。
こんな中で自分の作品をプレゼンするのは相当の緊張を伴うと思うのですが、生徒のみなさんの堂々たる振る舞いと完成度の高さに、会場からは惜しみない拍手が送られました。聴く側は、作品それぞれに講評を行います。プロからのフィードバックは、今後の成長の大きな糧になりますので、この機会を利用してぜひ飛躍していかれることを願っております。

町田ひろ子セミナー 公開プレゼンテーション インテリアコーディネーター

プレゼンの後は、校長の町田ひろ子先生によるインテリアセミナー。ご自身が手掛けられた高齢者施設のアートを取り込むインテリアとその研究について、非常に貴重なお話を伺いました。

なによりまず、インテリアに予算をつけてもらうためには、インテリアがこの案件にとっていかに重要なのかを証明する必要がある、という冒頭のお話に深く共感し、エビデンスの大切さを常に考えているとおっしゃる先生の言葉に聴き入りました。
そして、長年の研究と体験実験から、アートを見ることで血流がよくなること、中でも印象派、特にモネの作品は反応が顕著でデータがよく取れること、高齢者施設にアートを展示することで、肉体機能・メンタル機能・ポテンシャル機能が向上すること、など非常に興味深い内容をデータと共に説明いただき、みなさん深く頷きながら聴き入っておられました。私もメモを取りながら、大変に勉強をさせていただきました。
最後に、インテリアは五巻の時代に入ること、日本ノインテリアはクールカラーが多すぎること、自然をいかにインテリアへ取り込めるか(バイオフィリックデザイン)を追求する必要があり、自然素材を使うことの大切さについてのお話を伺って終了となりました。

このセミナーに大変感銘を受け、町田先生と直接ご挨拶をさせていただきながら、いくつか質問もさせていただいたのですが、どんな問いにも詳しいお答えをいただき、学びがさらに深いものとなったことがとても有難かったです。

改めてモネをじっくり鑑賞してみよう、と思いましたら、ちょうど2/10から中之島美術館でモネの展示が始まりましたね。このタイミング!ぜひ行ってきたいと思います。

 

明石市, 兵庫県, JPのHouzz登録専門家Kanako Ohnishi

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