date | 2020.7.6
ふり返ったとき、せめて口角は上がるようでありたい。

カッシーナ
明石市, 兵庫県, JPのHouzz登録専門家Kanako Ohnishi

美意識

少し前、自分についてフィードバックをもらう機会があり、その中に「美意識が高い人」というのがあった。
他にも「美的センス」や「美学」といった言葉を用いて、わたしは人物像を形容されることが多い。
いずれもニュアンスとしては、”美に対して尋常ではないこだわりがある”といった風だ。

美に対して尋常ではないこだわりを人へ見せているのかどうか、自覚することは少ないのだが、少なくとも「在り方」という意味でいえばこだわりは強い。
言葉を変えればそれは「信念」や「誇り」であったり、企業でいえば「理念」や「哲学」であったり、つまりは自己の存在の根幹をなしているもの、という風な理解でいるからだ。

たとえばわたしは、価値観の異なる他者を強い言葉で批判または牽制する、という攻撃性を持ち合わせていない。
それこそ”美意識”に反するのだ。

そのせいで、人に対して勝手に抱いていた好感度が120%からマイナス80%へ爆下がりする、という残念な経験を最近した。
美意識の程度も良し悪しだ。

 

価値観

Aさん
「カッシーナ※)が好きでね。でもあれはポンとひとつだけあってもダメなんですよね。結局ほぼ揃えちゃう(笑)。」
※)世界でもっとも知られているイタリア超高級家具ブランドのひとつ。
Bさん
「カッシーナとか、ちょっとあり得なくありません、あの値段?本当に、あんなの買う人がいるんですか?」

どちらともカッシーナについて実際に語られた、クライアントのリアルな声だ。
おそらくAさんとBさんが相容れることは永遠にない。

だからといってどちらかが正しくどちらかが間違っているのでもない。
ふたりとも自身の価値観に基づいてカッシーナを語っているまでなのだ。
仮にAさんがBさんを、またはBさんがAさんを批判したりすれば、それはトチ狂っているようにしかわたしには映らない。

 

「素」の取扱い

案件に取り組んでいるときの脳内は、ほとんどクライアントのそれと同化している。
クライアントを自分にインストールしている。
おどろおどろしい言い方をすれば、クライアントを自分に憑依させることで多種多様な空間を作っている。
そこに”自分”はいない。

それゆえ素の状態のときだけは、憑依から抜けてニュートラルに、フラットにありたいのだ。
どこででも仕事ができるこの時代に、わざわざ事務所という非生活空間をキープしているのはそのためでもある。

おそらく相容れることが永遠にない相手へのダメ出しなんて、脳みそとエネルギーの無駄使いすぎる。
その時間を自分のメンテナンスに充てる方が、よほど建設的で無駄がない。

過ごす時間の積み重ねが記憶、記憶の積み重ねが人生だ。
ふり返ったとき、せめて口角は上がるようでありたい。

と、思うのだ。

 

場所を変えて会いましょか

こんな自分語りも含めて、今後メルマガを配信していこうと計画中。
準備が整い次第ご案内したいと、かねてより考え中。←やるやる詐欺なりかけ中

みなさんぜひメルマガでお会いしましょ。
もちょい待っといてくださいね。

ありがとうございます。

 

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