date | 2016.6.20
夜のとばりが降りるころ、あなたは何を思うのでしょう

高砂ショウハウスで、あなたとの出会いを待つ古物たちの話をしましょう。
今晩は『鍵』の話。

ハート型のこの鍵には、それなくしては扉を開くことのできないパートナーがいます。
ひと足先に空路で日本へやってきて、相方の到着を心細げに待ち続けているのです。

 

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2ヵ月前、わたしはひとり日本へやってきました。
パートナーは今ごろ、船の上で波に揺られているでしょうか。
それとももうこの国へ、着いているのではないでしょうか。
夜のとばりが降りるころ、あぁひとりきりだったと、今日も一日をふり返るのです。
わたしたちは一心同体。
離れた時の長さを思いながら、今日も眠りにつくのです。
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大切な人を思ってください。
素敵な夜を。

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